山田洋次の原風景
毎年、節分には京都の吉田神社へお参りするのがここ十数年来の恒例。
ねこには早めの晩ごはんをやって留守番をいいきかせ、夫と四条で待ち合わせ。
ついでに高島屋でごはんでもしようと、秋に出来たレストラン街へ。
そこで思わぬ幸運が。なんと映画監督・山田洋次展をやっているではありませんか。
ここのところ家に引きこもって仕事をしてたので、見逃すとこでしたよー。

2月12日まで高島屋京都店で開催中。
夜は半額になると聞いてますますラッキー
山田洋次監督といえば寅さんシリーズですが、観るようになったのはここ10年ぐらいのこと。
以前は「そういえばいつもテレビでやってるなー」ぐらいにしか思ってなかったのですが、
学校シリーズで感動したのをきっかけに、初めて通しで寅さんをじっくり観てみて、
まさに目からウロコ。日本人でよかった~~と。
こんないい映画が48作も作られているなんて。
まだまだ全部は観れていませんが、とくに好きなのは、リリーこと浅岡ルリ子篇と
いしだあゆみの「寅次郎あじさいの花」あたりです。
展示のなかには『幸せの黄色いハンカチ』の台本もあり、
開いてあったのは、有名なラストシーン。
夕張の空にズラリとたなびく黄色いハンカチ・・・・
目に焼きついている超有名なあの場面が、文字にするとこうなってたんだ・・・と思うと
再び目頭がジーンと来たり。
場内はもちろん撮影禁止ですが、一箇所だけ記念写真スポットが。
それがなんと、寅さん映画のセットなんです!!
もう、もう、もう、大コーフンでシャッター切りまくりですよ。

暖簾の向こうからは、おいちゃんとおばちゃんの声が聞こえてきそうだし

置いてあるのはお馴染みのトランク。階段からは今にも寅さんが降りてきそうじゃないですか。

台所に、団子の木箱、包装紙まで。いや、芸が細かい!

寅さんて、「反省」も「奮闘努力」も、ほんとピントがズレてますよね。
あの映画を観るたび、世の男性みんなを許せそうな気がしてくるのは私だけ?
お出かけの本題だった吉田神社。
寅さんを堪能してたせいですっかり遅くなったけど、まだまだ賑わってました。

「だるまみくじ」で運試し。
おっきな達磨さんの中に、おみくじ入りの子達磨が。

おしりからクジをひっぱり出してみると・・・・・・・見事『大吉』!!
境内のなかでも、いつも欠かさずお参りするのが「菓祖神社」。
名前の通り、お菓子の神様で、京都のお菓子屋さん組合の方々が豆茶をふるまってくれます。
各お店のご隠居さんたちでしょうか。のんびり火鉢を囲みながら
「お菓子持って行き」と声を掛けてくださるのがなんともいい風情。
ここ何年かで、すっごく人が増えたのですが、何かで紹介されたのかな~?

お供えのお菓子を一ついただいて、御利益のおすそ分け。
願い事はやっぱり・・・「今年もたらふくお菓子が食べれますように」かな?
夜店がたくさん出ているのも、節分際の楽しみ。
寅さんが得意の口上で叩き売りをしててもおかしくないような賑わいぶりです。
節分ならではの「いわしの丸焼き」に
やっぱりありました。はやりの「たらこ」グッズ。
冬なのに『夏の想い出』???
今年のヒットは「もっち餅まん」。

ピロシキと中華ちまきを足して2で割ったような味。
早速、菓祖神社の御利益あったかな?
正月もゆっくり休めなかったので、ひさびさに羽を伸ばして満足満足。
と思って帰ったのが11時過ぎ。ねこたちの猛抗議に合いました。。。
ねこには早めの晩ごはんをやって留守番をいいきかせ、夫と四条で待ち合わせ。
ついでに高島屋でごはんでもしようと、秋に出来たレストラン街へ。
そこで思わぬ幸運が。なんと映画監督・山田洋次展をやっているではありませんか。
ここのところ家に引きこもって仕事をしてたので、見逃すとこでしたよー。

2月12日まで高島屋京都店で開催中。
夜は半額になると聞いてますますラッキー

山田洋次監督といえば寅さんシリーズですが、観るようになったのはここ10年ぐらいのこと。
以前は「そういえばいつもテレビでやってるなー」ぐらいにしか思ってなかったのですが、
学校シリーズで感動したのをきっかけに、初めて通しで寅さんをじっくり観てみて、
まさに目からウロコ。日本人でよかった~~と。
こんないい映画が48作も作られているなんて。
まだまだ全部は観れていませんが、とくに好きなのは、リリーこと浅岡ルリ子篇と
いしだあゆみの「寅次郎あじさいの花」あたりです。
展示のなかには『幸せの黄色いハンカチ』の台本もあり、
開いてあったのは、有名なラストシーン。
夕張の空にズラリとたなびく黄色いハンカチ・・・・
目に焼きついている超有名なあの場面が、文字にするとこうなってたんだ・・・と思うと
再び目頭がジーンと来たり。
場内はもちろん撮影禁止ですが、一箇所だけ記念写真スポットが。
それがなんと、寅さん映画のセットなんです!!
もう、もう、もう、大コーフンでシャッター切りまくりですよ。


暖簾の向こうからは、おいちゃんとおばちゃんの声が聞こえてきそうだし


置いてあるのはお馴染みのトランク。階段からは今にも寅さんが降りてきそうじゃないですか。



台所に、団子の木箱、包装紙まで。いや、芸が細かい!

寅さんて、「反省」も「奮闘努力」も、ほんとピントがズレてますよね。
あの映画を観るたび、世の男性みんなを許せそうな気がしてくるのは私だけ?
お出かけの本題だった吉田神社。
寅さんを堪能してたせいですっかり遅くなったけど、まだまだ賑わってました。


「だるまみくじ」で運試し。




おしりからクジをひっぱり出してみると・・・・・・・見事『大吉』!!
境内のなかでも、いつも欠かさずお参りするのが「菓祖神社」。
名前の通り、お菓子の神様で、京都のお菓子屋さん組合の方々が豆茶をふるまってくれます。
各お店のご隠居さんたちでしょうか。のんびり火鉢を囲みながら
「お菓子持って行き」と声を掛けてくださるのがなんともいい風情。
ここ何年かで、すっごく人が増えたのですが、何かで紹介されたのかな~?


お供えのお菓子を一ついただいて、御利益のおすそ分け。
願い事はやっぱり・・・「今年もたらふくお菓子が食べれますように」かな?
夜店がたくさん出ているのも、節分際の楽しみ。
寅さんが得意の口上で叩き売りをしててもおかしくないような賑わいぶりです。



今年のヒットは「もっち餅まん」。


ピロシキと中華ちまきを足して2で割ったような味。
早速、菓祖神社の御利益あったかな?
正月もゆっくり休めなかったので、ひさびさに羽を伸ばして満足満足。
と思って帰ったのが11時過ぎ。ねこたちの猛抗議に合いました。。。
御旅所
滋賀も、猫もほっぽらかして、祇園祭のことばかりですが・・・
本日も仕事で京都へ。
夕方、四条寺町の御旅所を通りかかったら、
なんともかわいいお参り姿が・・・。

7月17日にお迎えした神さんを、
三基のお神輿さんに載せてお連れし、
まちに居ていただくのがこの御旅所だと聞きました。
お帰りになるのは24日の還幸祭。
17日から24日のあいだ毎夜、
八坂神社からここまで、一言もしゃべらず
お参りする「無言詣で」というのもあるそう。
私には無理そうやな・・・。

本日は月鉾の方々が祭囃子を披露されていました。
こんな行事もあったんですねえ。
余談ですが、
氏子さんたちに言わせると、神輿こそが神事。
祭の本番は7月17日の夕方からで
山鉾巡行はその露払い、
フェスティバルのパレードなんだそうな。
お神輿さんも迫力があって面白いですよ
本日も仕事で京都へ。
夕方、四条寺町の御旅所を通りかかったら、
なんともかわいいお参り姿が・・・。

7月17日にお迎えした神さんを、
三基のお神輿さんに載せてお連れし、
まちに居ていただくのがこの御旅所だと聞きました。
お帰りになるのは24日の還幸祭。
17日から24日のあいだ毎夜、
八坂神社からここまで、一言もしゃべらず
お参りする「無言詣で」というのもあるそう。
私には無理そうやな・・・。

本日は月鉾の方々が祭囃子を披露されていました。
こんな行事もあったんですねえ。
余談ですが、
氏子さんたちに言わせると、神輿こそが神事。
祭の本番は7月17日の夕方からで
山鉾巡行はその露払い、
フェスティバルのパレードなんだそうな。
お神輿さんも迫力があって面白いですよ
手ぬぐい掛け軸
祇園祭で買うのは夜店の味や巨大バルーンばかりではありません。
鉾町ごとに売られている厄除けのちまきや扇子もその一つ。
今年は蟷螂山(とうろうやま)の手ぬぐいを買ってみました。
どうですか? なかなかビビッドなデザインでしょ
新しいものが気になるのは猫のサガ。
「ふんふん、まずは匂いで確認せねば・・・」

「異常なし。持ち込みを許可する」

いまでは生活に馴染みの少なくなった手ぬぐいですが、
祭では定番のアイテム。
鉾の曳き手さんや神輿のかき手さんが腰に挟んでるのは、
ちょっとカッコイイもんです。
手ぬぐいって、最近ブームになってますよね?
京都だけなのかなあ。ノベルティグッズにも使われてたり。
四条通りとかにも手ぬぐい専門店があって、
スカーフ代わりに使ってるおしゃれな女の子も見かけるようになりました。
私はタペストリーというか、掛け軸代わりに床の間に飾ってます。
ちゃんと専用の軸芯も売ってるんですよ~。

季節ごとにいろんな図案を掛けかえて楽しんでます。
1枚600円~2000円ぐらいだし、絵とかよりずっと手軽。
洗濯も出来ますしね!
それぞれの山鉾町でも、今年は結構売れたんじゃないかなあ。

滋賀・咲くのみなさんのなかにも、巡行へ行かれた方
いらっしゃたようですが、ほんと、すっごい雨でしたねえ。
巡行に降られることってよくあるんですが、
あんな大降りは私は初めてでした。
仕事の関係で京都へ行き、知り合いの方のおかげで
最前列で見られたのは超ラッキーだったんですが
席の上に屋根がなく、傘をさせば後ろの方々が見えない・・・。
結局、先頭の長刀鉾から最後の南観音山まで約3時間
カッパだけで通しましたとも! もう下着までどっぼどぼ。
おかげで今日は風邪っぴきですが、巡行を満喫できたのでまあいっか。
鉾町ごとに売られている厄除けのちまきや扇子もその一つ。
今年は蟷螂山(とうろうやま)の手ぬぐいを買ってみました。
どうですか? なかなかビビッドなデザインでしょ
新しいものが気になるのは猫のサガ。
「ふんふん、まずは匂いで確認せねば・・・」

「異常なし。持ち込みを許可する」
いまでは生活に馴染みの少なくなった手ぬぐいですが、
祭では定番のアイテム。
鉾の曳き手さんや神輿のかき手さんが腰に挟んでるのは、
ちょっとカッコイイもんです。
手ぬぐいって、最近ブームになってますよね?
京都だけなのかなあ。ノベルティグッズにも使われてたり。
四条通りとかにも手ぬぐい専門店があって、
スカーフ代わりに使ってるおしゃれな女の子も見かけるようになりました。
私はタペストリーというか、掛け軸代わりに床の間に飾ってます。
ちゃんと専用の軸芯も売ってるんですよ~。
季節ごとにいろんな図案を掛けかえて楽しんでます。
1枚600円~2000円ぐらいだし、絵とかよりずっと手軽。
洗濯も出来ますしね!
それぞれの山鉾町でも、今年は結構売れたんじゃないかなあ。

滋賀・咲くのみなさんのなかにも、巡行へ行かれた方
いらっしゃたようですが、ほんと、すっごい雨でしたねえ。
巡行に降られることってよくあるんですが、
あんな大降りは私は初めてでした。
仕事の関係で京都へ行き、知り合いの方のおかげで
最前列で見られたのは超ラッキーだったんですが
席の上に屋根がなく、傘をさせば後ろの方々が見えない・・・。
結局、先頭の長刀鉾から最後の南観音山まで約3時間
カッパだけで通しましたとも! もう下着までどっぼどぼ。
おかげで今日は風邪っぴきですが、巡行を満喫できたのでまあいっか。
屏風まつり
にわか雨に、一旦あきらめかけた祇園祭ですが、
お祭り好きの血には逆らえず、やっぱり行ってきました。浴衣も着て!
先日からお疲れモードだったため、迷った末に車で出発。
もちろん、渋滞と駐車場探しは覚悟のうえ。
滋賀から京都のお祭りに出かけるのって、
帰り際のものすごい混雑を考えると
電車もけっこう億劫なんですよね~。
山中越えして、出町柳の市営駐車場へ。
遠回りですがストレスはないのがこのコース。
ちょっとだけ今出川のほんやら洞に寄ったりして。

祇園祭は「屏風まつり」
私は屋台がたっくさん出る祭に目がないので、
宵山は10年以上皆勤!
とくに好きなのは、以前の職場があった室町通や新町通で
町家や呉服屋さんに宵山にだけ飾られる
屏風や甲冑などを見て歩くのは楽しみの一つ。
ふだんは気ぜわしくお商売にあけくれてる通りが、
ガラッと華やかになるのがいいんですよねえ。

四条通りにある人形の老舗・田中弥さんに寄るのも毎年恒例
屋台で今年、おいしかったのは、牛すじ煮込みの入ったヤキソバ。

夜店のヤキソバってパサパサしてておいしかった記憶がない。
今日も「とりあえず定番は押さえとこか」
ぐらいの気持ちだったんですが・・・
肉のうまみがとってもジューシー。
麺もやわらかくアラッ!?って感じでした。
神戸長田って書いてあったので、
またどこかのお祭りで出会えるかなー?

沖縄名物サーターアンダギーも夜店では初めて見た。
あっつあつのウマウマ
夜店とネズミーランドで衝動買いしたものは、帰ってから必ず
「私、なんでこんなもん欲しかったんやろ・・・」
と後悔するのが定説ですが、
毎年なぜか、祭の日だけ大ブーム
になってるものってあるんですよねえ。
今年はコレ・・・
背負えるようになってて、小学生の子どもなら
体が隠れるぐらいの特大サイズ。
こんなん、持って帰ってどーせえっちゅうねんっ!!
四条通りの月鉾

戦前、父の実家がこのあたりで商売をしていたらしく、
月鉾の町内だったとか。
亡くなったおじいちゃんが死ぬまで自慢にしてたことは
「月鉾の音頭取りになって"エンヤラヤー”をやったこと」
だったらしい。
祭り好きは血ですな。
満喫しすぎて帰宅は午前様寸前。
ねこたちのご立腹をなだめつつ、ブログを書いてます。やれやれ。
お祭り好きの血には逆らえず、やっぱり行ってきました。浴衣も着て!
先日からお疲れモードだったため、迷った末に車で出発。
もちろん、渋滞と駐車場探しは覚悟のうえ。
滋賀から京都のお祭りに出かけるのって、
帰り際のものすごい混雑を考えると
電車もけっこう億劫なんですよね~。
山中越えして、出町柳の市営駐車場へ。
遠回りですがストレスはないのがこのコース。
ちょっとだけ今出川のほんやら洞に寄ったりして。

祇園祭は「屏風まつり」
私は屋台がたっくさん出る祭に目がないので、
宵山は10年以上皆勤!
とくに好きなのは、以前の職場があった室町通や新町通で
町家や呉服屋さんに宵山にだけ飾られる
屏風や甲冑などを見て歩くのは楽しみの一つ。
ふだんは気ぜわしくお商売にあけくれてる通りが、
ガラッと華やかになるのがいいんですよねえ。

四条通りにある人形の老舗・田中弥さんに寄るのも毎年恒例
屋台で今年、おいしかったのは、牛すじ煮込みの入ったヤキソバ。

夜店のヤキソバってパサパサしてておいしかった記憶がない。
今日も「とりあえず定番は押さえとこか」
ぐらいの気持ちだったんですが・・・
肉のうまみがとってもジューシー。
麺もやわらかくアラッ!?って感じでした。
神戸長田って書いてあったので、
またどこかのお祭りで出会えるかなー?

沖縄名物サーターアンダギーも夜店では初めて見た。
あっつあつのウマウマ

夜店とネズミーランドで衝動買いしたものは、帰ってから必ず
「私、なんでこんなもん欲しかったんやろ・・・」
と後悔するのが定説ですが、
毎年なぜか、祭の日だけ大ブーム
になってるものってあるんですよねえ。
今年はコレ・・・

背負えるようになってて、小学生の子どもなら
体が隠れるぐらいの特大サイズ。
こんなん、持って帰ってどーせえっちゅうねんっ!!
四条通りの月鉾

戦前、父の実家がこのあたりで商売をしていたらしく、
月鉾の町内だったとか。
亡くなったおじいちゃんが死ぬまで自慢にしてたことは
「月鉾の音頭取りになって"エンヤラヤー”をやったこと」
だったらしい。
祭り好きは血ですな。
満喫しすぎて帰宅は午前様寸前。
ねこたちのご立腹をなだめつつ、ブログを書いてます。やれやれ。