しがさく・ねこぐらし

映画『バッテリー』。公開初日にみてきました。
誘われるがままに予備知識もなく劇場へ行き、「涙でズブ濡れの映画
だったらどうしよっかな～」（監督は、涙の大洪水で感動までも押し流し
てしまった迷作『壬生義士伝』の人だし）と、ちょっと不安だったんです
が、後味さわやかでとっても楽しめました。またしてもヒット！

中学生のころのあれやこれやとオーバーラップする場面も多くて、幾度
となくオシリがむずむずするような感覚がしましたが、同世代の子たちが
みたらどうなのかな？　一度甥っ子たちに聞いてみたいような。

映画の高感度をアップさせたのは、やはり出演者の少年たち。個人的に
は「サワ」役の米谷真一くん（明治エクセルスーパーカップのＣＭで、ミド
ルネームにうっとりする男子）がイチオシ！　なんか親近感が湧くというか。


それと、主役の「巧」を演じた林遣都くんは、なんと滋賀県は大津の出身！
ちょっとないような繊細なタイプの美少年で、昨日の京都新聞にも載って
ましたが比叡山高校の1年生なんですってね。オバさん、こそっと追っか
けよっかな～とか思っちゃうワ！　将来が楽しみな名演技でしたよ。