いつもベター
うちの子は全員、元ノラ。とくにシロ・クウ・ギンは、我が家のまわりを走り回ってい
た子たちで、生まれて半年以上見守ったのちに家に入れたため、一般的にいうと
ころの「飼い猫」ほど私たちになついてくれてはいません。
病気や事故の心配もあって家に入れましたが、自由きままなノラ生活を送っていた
彼らにとって、いまの暮らしが果たして幸せなのか・・・。これは考えてみても詮無く、
永遠に答えは出ないのだと思っています。
ねことの暮らしに「これがベスト」というのはないんじゃないかと思うんです。「これは
どうかな」「こうしてみたらどうだろう」と、ねこのご機嫌をうかがいながらベターを探
すしかない。
そんななか、木枯らしが吹くきょうのような晩に、ストーブの前でながながと寝そべ
っているねこたちの姿を見ると、少しだけ救われた気分になるのでした。

同じ滋賀咲くブロガー・つむぐさんが今日、愛猫のケンちゃんを亡くされたそうです。
最後に書かれていた「ごめんな」の言葉に、やっぱり貰い泣きしてしまったのでした。
た子たちで、生まれて半年以上見守ったのちに家に入れたため、一般的にいうと
ころの「飼い猫」ほど私たちになついてくれてはいません。
病気や事故の心配もあって家に入れましたが、自由きままなノラ生活を送っていた
彼らにとって、いまの暮らしが果たして幸せなのか・・・。これは考えてみても詮無く、
永遠に答えは出ないのだと思っています。
ねことの暮らしに「これがベスト」というのはないんじゃないかと思うんです。「これは
どうかな」「こうしてみたらどうだろう」と、ねこのご機嫌をうかがいながらベターを探
すしかない。
そんななか、木枯らしが吹くきょうのような晩に、ストーブの前でながながと寝そべ
っているねこたちの姿を見ると、少しだけ救われた気分になるのでした。

同じ滋賀咲くブロガー・つむぐさんが今日、愛猫のケンちゃんを亡くされたそうです。
最後に書かれていた「ごめんな」の言葉に、やっぱり貰い泣きしてしまったのでした。
タグ :ねこ
いらしって、くだすって
人生の最後、棺桶にいっしょに入れてもらう本を挙げるとするなら、私が迷わず選
ぶのは『赤毛のアン』。
それも村岡花子訳の。
最近では完訳版などが多数出ていて、かなり面白く読めるものもあるんですが、長
年慣れ親しんできたことを差し引いても、村岡訳はモンゴメリの感性にまで共鳴して
いる名訳だと思うわけです。
そして何より、その日本語が美しい。
言葉というのは、それが指し示す意味だけでとらえるものではなく、響きやリズムも
大きな役割を担っているのだな、とつくづく感じさせられます(こう書いてる自分の文
章のいかにぎこちないことか!)。
アン誕生100周年でなにかと話題の多かった今年。ほんとはプリンスエドワード島を
訪ねたいところだったのですが、それもかなわず。残念に思っていたら、最後の最後
にうれしいイベントが京都で開かれることを知り、本日行ってまいりました。
京都外国語大学で開催されたシンポジウムのゲストは、なんと作者モンゴメリと訳者
村岡花子のそれぞれのお孫さん!!
花子風に書くなら、わざわざ遠くから「いらしって、くだすった」んですヨ。
とくについ先日、村岡花子の孫・恵理さんによる花子の一生を描いた本を読んだばか
りだったのでミーハー心がうずきました。モンゴメリと花子の愛用品なども展示されて
いて、実物が見られたのはほんとうれしかった。
締めの講演は完訳版を出された松本侑子さん。冬の木々を描いた京友禅をお召しに
なっていて、その下に芽吹きを意味する緑の襦袢を着てるんですヨ、とおっしゃってた
のもまた”アン的”なんでした。

会場の雰囲気にのまれ、柄にもなく買いあさったアングッズ。
モンゴメリの作品中には、たくさんのねこが登場します。わたしがいちばん好きなのは
「アンの幸福」に登場するダスティ・ミラー(埃だらけの粉屋)。
毎日レバーひとかけと牛乳をもらっている贅沢ぐらしなきままねこです。
ぶのは『赤毛のアン』。
それも村岡花子訳の。
最近では完訳版などが多数出ていて、かなり面白く読めるものもあるんですが、長
年慣れ親しんできたことを差し引いても、村岡訳はモンゴメリの感性にまで共鳴して
いる名訳だと思うわけです。
そして何より、その日本語が美しい。
言葉というのは、それが指し示す意味だけでとらえるものではなく、響きやリズムも
大きな役割を担っているのだな、とつくづく感じさせられます(こう書いてる自分の文
章のいかにぎこちないことか!)。
アン誕生100周年でなにかと話題の多かった今年。ほんとはプリンスエドワード島を
訪ねたいところだったのですが、それもかなわず。残念に思っていたら、最後の最後
にうれしいイベントが京都で開かれることを知り、本日行ってまいりました。
京都外国語大学で開催されたシンポジウムのゲストは、なんと作者モンゴメリと訳者
村岡花子のそれぞれのお孫さん!!
花子風に書くなら、わざわざ遠くから「いらしって、くだすった」んですヨ。
とくについ先日、村岡花子の孫・恵理さんによる花子の一生を描いた本を読んだばか
りだったのでミーハー心がうずきました。モンゴメリと花子の愛用品なども展示されて
いて、実物が見られたのはほんとうれしかった。
締めの講演は完訳版を出された松本侑子さん。冬の木々を描いた京友禅をお召しに
なっていて、その下に芽吹きを意味する緑の襦袢を着てるんですヨ、とおっしゃってた
のもまた”アン的”なんでした。

会場の雰囲気にのまれ、柄にもなく買いあさったアングッズ。
モンゴメリの作品中には、たくさんのねこが登場します。わたしがいちばん好きなのは
「アンの幸福」に登場するダスティ・ミラー(埃だらけの粉屋)。
毎日レバーひとかけと牛乳をもらっている贅沢ぐらしなきままねこです。
タグ :赤毛のアン
間違い電話も縁のうち
先日のこと。ケータイに見知らぬ番号から着信があるので取ってみると
「もしもし、Kさんですか?」と、30~40代ぐらいの女性の声で間違い電話が。
違います、と応えたところ
「ええっ! じゃあKさんの連絡先ご存知じゃないですか!?」
・・・・・・・・って、もしもし? 知ってるわけなかろうよ?
思わず笑いがもれましたが、お役に立てそうにないですと言って電話を切ろうとした
ところ、
「Kさんじゃないなら、もしかして、ねこのボランティアをやってる方ですか!?」
とおっしゃるじゃないですか。
ねこと言われちゃ聞き流すこともできず、ついつい
「ボランティアってわけではないですが、何匹か飼ってます」と応えてしまい、その後
その見知らぬ方と延々30分近くも長電話することに・・・。
聞けば、この方(仮にAさんとします)のマンションの下に、ノラちゃんが住み着いてい
て、誰彼となくごはんをやっておられるそうなのですが、いちばん世話をされていたの
が「Kさん」だったのだとか。
そのKさんが引越しされ、以降、Aさんが何かにつけ気を配ってこられたようすでした。
Kさんも遠方へ引越したものの、ノラちゃんが気になって度々ようすを見に来られていた
そうなのですが、最近めっきりいらっしゃらないので、どうしたのかな? ノラちゃんは元
気ですよ~と、Kさんに連絡しようと思われたのが今回の電話だったようです。
ただ、Kさんが引越しをされる際、連絡先として渡されたのが私のケータイ番号だった
ようで、確認すると「自宅」として教えられた番号も、なんと我が家の番号じゃないで
すか!?
これは一体どうしたこと? と記憶をたぐり寄せて考えてみたところ思い出しました!
3年ほど前、行きつけの動物病院の待合室で順番待ちをしていたところ、受付のお姉
さんを困らせてるおばさんが一人。
聞き耳を立てていると、どうやら近所のノラねこのようすがおかしいので病院へ連れて
きたいが、抱き上げるのも重く、運んでこれそうにもないので入れ物を貸して欲しいと
おっしゃているよう。病院にそんな備品はないらしく、段ボールに入れて運ぼうかか・・
なんて話になっていたので、放ってもおけず「我が家のキャリーバックを一つお貸ししま
しょうか」と申し出たのでした。
このおばさんがKさんだったというわけで。
結局、キャリーバックは私がおばさんの自宅まで届けることになり、お互い連絡先を交
換。ノラちゃんは避妊手術も済んでいるマンション半公認の地域ねこらしく、今回の症状
が、当時、私たち夫婦が世話してたノラの症状と同じたったため、あれこれと話が弾んだ
ことも思い出してきました。
キャリーバックをお貸ししたことと、私もノラの治療をしていたこと等等から、Kさんはてっ
きり私のことをねこボランティアと思われたらしく、Aさんに私の連絡先を託されたのでは
ないかと思います。
自分の連絡先より、人の連絡先を渡すってちょっとヒドイ・・・とは思いましたが、まあ、
お年を召したおばちゃんのことですし、いたしかたないでしょうか。
キャリーバックの件以降、私もそのマンションの近くを通る際たまにのぞいたりしてたの
ですが、ノラちゃんは姿を見せてくれず気にはなっていたので、Aさんからノラちゃんが
無事なことを聞けたという意味ではちょっと嬉しかったし。
話してみればAさんご自身も2匹のねこと暮らしておられるそう。なんだか意気投合し、お
互い改めて連絡先を交換し合って電話を切ったのでした。
なんだか妙な御縁ですが、ねこ好きに悪人なし、方式で輪は広がるのでした。
「もしもし、Kさんですか?」と、30~40代ぐらいの女性の声で間違い電話が。
違います、と応えたところ
「ええっ! じゃあKさんの連絡先ご存知じゃないですか!?」
・・・・・・・・って、もしもし? 知ってるわけなかろうよ?
思わず笑いがもれましたが、お役に立てそうにないですと言って電話を切ろうとした
ところ、
「Kさんじゃないなら、もしかして、ねこのボランティアをやってる方ですか!?」
とおっしゃるじゃないですか。
ねこと言われちゃ聞き流すこともできず、ついつい
「ボランティアってわけではないですが、何匹か飼ってます」と応えてしまい、その後
その見知らぬ方と延々30分近くも長電話することに・・・。
聞けば、この方(仮にAさんとします)のマンションの下に、ノラちゃんが住み着いてい
て、誰彼となくごはんをやっておられるそうなのですが、いちばん世話をされていたの
が「Kさん」だったのだとか。
そのKさんが引越しされ、以降、Aさんが何かにつけ気を配ってこられたようすでした。
Kさんも遠方へ引越したものの、ノラちゃんが気になって度々ようすを見に来られていた
そうなのですが、最近めっきりいらっしゃらないので、どうしたのかな? ノラちゃんは元
気ですよ~と、Kさんに連絡しようと思われたのが今回の電話だったようです。
ただ、Kさんが引越しをされる際、連絡先として渡されたのが私のケータイ番号だった
ようで、確認すると「自宅」として教えられた番号も、なんと我が家の番号じゃないで
すか!?
これは一体どうしたこと? と記憶をたぐり寄せて考えてみたところ思い出しました!
3年ほど前、行きつけの動物病院の待合室で順番待ちをしていたところ、受付のお姉
さんを困らせてるおばさんが一人。
聞き耳を立てていると、どうやら近所のノラねこのようすがおかしいので病院へ連れて
きたいが、抱き上げるのも重く、運んでこれそうにもないので入れ物を貸して欲しいと
おっしゃているよう。病院にそんな備品はないらしく、段ボールに入れて運ぼうかか・・
なんて話になっていたので、放ってもおけず「我が家のキャリーバックを一つお貸ししま
しょうか」と申し出たのでした。
このおばさんがKさんだったというわけで。
結局、キャリーバックは私がおばさんの自宅まで届けることになり、お互い連絡先を交
換。ノラちゃんは避妊手術も済んでいるマンション半公認の地域ねこらしく、今回の症状
が、当時、私たち夫婦が世話してたノラの症状と同じたったため、あれこれと話が弾んだ
ことも思い出してきました。
キャリーバックをお貸ししたことと、私もノラの治療をしていたこと等等から、Kさんはてっ
きり私のことをねこボランティアと思われたらしく、Aさんに私の連絡先を託されたのでは
ないかと思います。
自分の連絡先より、人の連絡先を渡すってちょっとヒドイ・・・とは思いましたが、まあ、
お年を召したおばちゃんのことですし、いたしかたないでしょうか。
キャリーバックの件以降、私もそのマンションの近くを通る際たまにのぞいたりしてたの
ですが、ノラちゃんは姿を見せてくれず気にはなっていたので、Aさんからノラちゃんが
無事なことを聞けたという意味ではちょっと嬉しかったし。
話してみればAさんご自身も2匹のねこと暮らしておられるそう。なんだか意気投合し、お
互い改めて連絡先を交換し合って電話を切ったのでした。
なんだか妙な御縁ですが、ねこ好きに悪人なし、方式で輪は広がるのでした。


