丘の上の洋館
ずっとあこがれていた高台の洋館に、本日、念願叶って行ってまいりました。

地元にありながら、いつも遠くから眺めるだけだった「住友活機園」。住友2代
総理事・伊庭貞剛翁が終の棲家として明治37年に建て、余生を過ごしたとい
う邸宅で、国の重要文化財に指定されています。
矢印が活機園。拡大→
昔からずっと気になってたんですが、いつも門は閉まってるし、見上げながら
暮らしているのに、あれこれ想像を思い巡らすばかりでした。
一般公開していることを知ったのは数年前。チャンスは年に2回しかなく、しか
も、1回につき数十人しか見学できないという狭き門。今回3度目の正直でや
っと当選し、門の向こうへ足を踏み入れることができました。
ただ、楽しみにしていたのに生憎の雨。ついてない・・・。


本日は母と一緒だったんですが、ここは曽祖父宅に近く、幼いころ母は何も知
らずにこの石段で遊んでいたんだとか。まさか、この奥に素敵な洋館があると
は・・・とびっくりしてました。


もともと自然の森だったところに邸宅を構えたらしく、木立は深い緑。人の訪れ
が少ないせいか、小路にまで苔が茂っていました。
木立を抜けると、やっと対面することができました! あこがれの洋館に。

昔はここの2階から琵琶湖も、瀬田の唐橋も、石山寺も見えたんだとか。

予想外に面白かったのは、玄関が和風なこと。洋館と和館が一つの玄関でつな
がっている構造は、とても珍しく、和洋折衷住宅のハシリなんだそうです。
防犯上、館内は撮影禁止。晴れていたら庭で撮影会などが行われるんですが、
ほんとうに重ね重ね残念!
ここを設計したのは中ノ島図書館や心斎橋を手がけた野口孫市。海外で建築を
学んだ野口を中心に、日本屈指の匠たちが腕を競ったとあって、欧米の模倣に
留まらない独創性があって、日本近代建築の醍醐味を満喫!



雨のため、わかりにくい写真ですが、外壁はウロコのように木板が重ねられ、2F
テラスの手すりは禅寺で見たことあるような「卍くずし」の木組み。
和館も一見、地味(失礼)なんですが、プロの目で見るとすっごい逸材が使われて
いたりするんだとか。とくに貞剛翁が晩年お気に入りだった座敷の天井には、樹齢
数千年の「屋久杉」が使われていて(当時は許されたようですが、それでも6畳間
の縁側にぐるりと貼っただけで家一軒建つほどのお金がかかったんだとか)、普請
道楽もここに極まれり!という感じでした。いや眼福。
晴れた日に来たかったな~。もっかい申し込んでみようかな~。
見学が終わったら、そろそろお昼。石山でイチオシの「ビストロ フジハラ」へ。
ここは自家製のハムがおすすめ。きょうは軽いセットにしたので、前菜のサラダで
いただきましたが、ほんとはハムステーキが名物。ワインもおいしいし。


天気には恵まれなかったけど、満足の一日でした。

地元にありながら、いつも遠くから眺めるだけだった「住友活機園」。住友2代
総理事・伊庭貞剛翁が終の棲家として明治37年に建て、余生を過ごしたとい
う邸宅で、国の重要文化財に指定されています。
矢印が活機園。拡大→
昔からずっと気になってたんですが、いつも門は閉まってるし、見上げながら
暮らしているのに、あれこれ想像を思い巡らすばかりでした。
一般公開していることを知ったのは数年前。チャンスは年に2回しかなく、しか
も、1回につき数十人しか見学できないという狭き門。今回3度目の正直でや
っと当選し、門の向こうへ足を踏み入れることができました。
ただ、楽しみにしていたのに生憎の雨。ついてない・・・。


本日は母と一緒だったんですが、ここは曽祖父宅に近く、幼いころ母は何も知
らずにこの石段で遊んでいたんだとか。まさか、この奥に素敵な洋館があると
は・・・とびっくりしてました。


もともと自然の森だったところに邸宅を構えたらしく、木立は深い緑。人の訪れ
が少ないせいか、小路にまで苔が茂っていました。
木立を抜けると、やっと対面することができました! あこがれの洋館に。

昔はここの2階から琵琶湖も、瀬田の唐橋も、石山寺も見えたんだとか。

予想外に面白かったのは、玄関が和風なこと。洋館と和館が一つの玄関でつな
がっている構造は、とても珍しく、和洋折衷住宅のハシリなんだそうです。
防犯上、館内は撮影禁止。晴れていたら庭で撮影会などが行われるんですが、
ほんとうに重ね重ね残念!
ここを設計したのは中ノ島図書館や心斎橋を手がけた野口孫市。海外で建築を
学んだ野口を中心に、日本屈指の匠たちが腕を競ったとあって、欧米の模倣に
留まらない独創性があって、日本近代建築の醍醐味を満喫!



雨のため、わかりにくい写真ですが、外壁はウロコのように木板が重ねられ、2F
テラスの手すりは禅寺で見たことあるような「卍くずし」の木組み。
和館も一見、地味(失礼)なんですが、プロの目で見るとすっごい逸材が使われて
いたりするんだとか。とくに貞剛翁が晩年お気に入りだった座敷の天井には、樹齢
数千年の「屋久杉」が使われていて(当時は許されたようですが、それでも6畳間
の縁側にぐるりと貼っただけで家一軒建つほどのお金がかかったんだとか)、普請
道楽もここに極まれり!という感じでした。いや眼福。
晴れた日に来たかったな~。もっかい申し込んでみようかな~。
見学が終わったら、そろそろお昼。石山でイチオシの「ビストロ フジハラ」へ。
ここは自家製のハムがおすすめ。きょうは軽いセットにしたので、前菜のサラダで
いただきましたが、ほんとはハムステーキが名物。ワインもおいしいし。


天気には恵まれなかったけど、満足の一日でした。


