続・夫婦善哉
織田作之助の小説『夫婦善哉』の続編が
見つかったんだそうで。
夫婦善哉といえば大阪・法善寺横町ですが、
なんと先週末、行ったばかりだったんですよね。
いや、法善寺さんにお参りに行ったんでなく、
夫が仕事がらみで気になるお店があるというので
数件まわってみようと出かけたものの、道に迷いまして。
ウロウロしてるうちに法善寺横町に迷い込んだので
せっかくだし水かけ不動さんに商売繁盛の願掛けをして帰ろうかと。
夫婦善哉といえば、主人公の柳吉と蝶子が
二つのお椀に盛られた
ぜんざいを仲良く食べるラストシーン。
残念ながら今回は食べてきませんでしたが、
小説の舞台になったお店はいまも人気。行列が出来てました。
今でもここのぜんざいは一人前が二つのお椀に盛られて出てくるそうで、だから「めおと」。
どこかほのぼのさせてくれるネーミングですが、実際のところは
二つの椀に分けたほうが得した気分になる、という
何とも大阪人らしい発想からなんだそうな。
夫婦の愛をあたためる甘い味―。その続編が見つかるなんて
なんともバレンタインデーにふさわしい話題ですよね。
お不動さんに水をかけながら、まあ、欲はいわないけど
頑張った分ぐらいは夫の商売が報われればいいな、と
ガラになく、ちょっと蝶子さんの気分に浸ってみたり。
まもなくバレンタインが終わりそうですが、夫はまだ仕事。
昨日痛めた腰をかばいつつ、せっかく特大プリン作ったのになー。
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